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相手の不満や恨みを最小限に食い止める心理テクニック

刑事事件の裁判では、犯行動機が重視されます。同じ強盗でも、「生活苦で仕方なくやった」という場合、情状酌量されて量刑が軽くなることがあるようです。

一方、容疑者が黙秘を続けたり、ただ「カネが欲しいからやった」と言ったりする場合には減刑されにくいのです。

こうした事情は、実生活においても当てはまります。被害を与えた相手から、その理由を説明された場合とされない場合では、相手にたいする恨みや不満が大きく違ってくるのです。

そんな人間心理は、つぎの心理実験で確かめられています。


被験者を二人一組にし、交代で相手に電気ショックを与えるという実験です。

電気ショックの強さは、強いものと弱いものから、好きなほうを選べます。最初にどちらか一方が、ショックを与え、つぎにショックを与えられた人が相手に対して電気ショックを与えます。このとき、与える電気ショックの強弱が、どのようになるかを調べたのです。

その結果分かったことは、最初に強いショックを与えられた人は、相手に強いショックを返すということです。逆に弱いショックを与えられたときは、やはり弱いショックで返すということです。

これは一種の復讐ともいえるわけで、人間心理としては当然のことでしょう。
ここでおもしろいのは、強いショックを与えられた人が、それは「機械の故障によるものだ」と説明されたときです。



本当は弱いショックを与えるつもりだったのに、機械の故障で強いショックになってしまった、説明されると、強いショックを与えられた人でも、相手に弱いショックしか与えなかったということです。

機械の故障であろうと、相手の意思であろうと、強い電気ショックを受けたことには変わりはありません。それでも、原因が機械の故障にあるなら、強い復讐心は起きないのです。

つまり、人は自分が被害を受けたとしても、その理由が納得できるものなら、大きな不満を持たない傾向があります。逆に言うと、相手に何らかの被害を与えたときには、その理由をきちんと説明すれば、いくらか恨みや不満が軽減されるのです。

たとえば、残業代をカットするとき、ただ黙って「今月からカットする」では、社員は不満を持ちます。そうではなく、会社の経営がいかに大変で、切り詰めることでどんな効果が期待できるかを十分説明します。

そうすると、不満をおさえやすくなるのです。





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相手の不満や恨みを最小限に食い止める心理テクニック
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