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「うわさ」は人の評価まで変えてしまう力を持っている

女性週刊誌の目次には、人の興味を引くタイトルが並んでいますね。

「○○、失恋で拒食症。女優生命のピンチ」「おしどり夫婦が離婚の危機」といったものですが、実際に記事を読んでみると、実はピンチでも何でもないことがあります。

「ロケで弁当を残した」だけの話が失恋で拒食症に拡大解釈されていたりしますが、似たようなことは身近でもよく起きています。

たとえば、課長と同じ課のOLが、喫茶店で一緒にいるのを見かけ、その話を「さっき、課長とAさんが喫茶店に一緒にいるのを見たんだけど」と同僚に伝える。

これを聞いた同僚は、それをまた別の同僚に伝えるのでしょうが、このとき話は正確には伝わらない。「課長とAさんが喫茶店で親しそうに話していたらしい」と、話はオーバーに表現されていることでしょう。

その同僚は、また別の同僚に「課長とAさんは、デキているらしい」と、さらに拡大解釈して伝えるといった具合に、話はどんどん大きくなっていきます。

うわさ話というのは、とかく伝わる過程で、どんどん大げさになっていくものなのです。このことは、実験でも確認されている。

心理学者のカール・メニンジャーが行なったもので、キング夫人に関するうわさをAからJまで10人の女性が、電話で次々に伝えていく実験です。


まず、Aは「キング夫人は、今日はどちらかへお出かけかしら。ご病気かしら」と伝える。

すると、それを聞いたBは、Cに「A夫人が、キング夫人は病気らしいと心配していたわ」と伝える。Cは「キング夫人が病気らしいわ。重くならなければいいけど」とDに伝え、DはEに「キング夫人が重病ですって。早くお見舞いに行かなきゃ」という。



さらに、EはFに「キング夫人がひどく悪いそうよ。Dさんが呼ばれたんですって」、FはGに「キング夫人が危ないらしいわ。

親戚の方も集まっているそうよ」、GはHに「キング夫人のことご存じ? もうお亡くなりになったのかしら」、HはIに「キング夫人はいつお亡くなりになったの」、IはJに「キング夫人のお葬式にはいらっしゃいますか?昨日お亡くなりになったんですって」と伝わって、ついにキング夫人は死んだことになってしまったのです。

たった10人の間を伝わるだけで、これです。このうわさ話の仕組みを利用すれば、小さなうわさをもとにして、大きなデマを作り上げることも可能で、自分でつくったデマではないから、デマだとわかってもリスクを負う心配もない。

たとえば、疎(うと)ましい同僚Bがいたとして、彼に関するちょっとしたうわさを流す。「Bが同僚のCからカネを借りているのを見た」といった具合の話だ。

そこから、「BはCにずいぶんお金を借りているらしい」→「Bはお金に困っているようだ」→「Bはあちこちに借金を頼んで回っている」→「Bはサラ金に追われて大変だ」と話が広かっていかないともかぎらない。

そんなうわさが上司の耳に入れば、Bの印象はずいぷんと悪いものになるだろう。





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