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「しぐさ」で相手の心を動かす心理法則・テクニック(4記事)





顔のパーツの動かし方やしぐさで相手の心がわかる


@ まばたきを我慢すれば信用度が高まる


まばたきが多いと信用度が下がるので、我慢する訓練をし、プレゼンや商談の場では、目を見開くように意識しましょう。

★ 大統領選ではまばたきが多い候補者が落選する
「人はウソをついている時にまばたきが多くなる」といわれます。通常の場合、ウソをつくと強い緊張状態に置かれるため、精神的に不安を感じます。「内心の動揺を相手に悟られたくない」という心理が働いて、その結果、まばたきが多くなるのです。

ただし、これは男性には当てはまるのですが、「女性はウソをつく時でもあまりまばたきをしない」という研究結果もあるので、女性には当てはまらないかもしれません。

人は、まばたきを多くする相手を見ると「疑わしい」という印象を持ち、相手を信用しなくなります。アメリカの心理学者・テッセが行った調査では、過去の大統領選挙時のテレビ討論の映像をチェックしたところ、まばたきが多い候補者がことごとく落選していたのだとか。それほど、まばたきは信用を落としてしまうのです。

つまり、相手に信用されたい時は、なるべく「まばたきをしない」ことを心がけるべきでしょう。意識的にコントロールするのは難しく感じるかもしれませんが、練習すればある程度は誰でも我慢できるようになるはずです。

人と会話する時、あるいはビジネスでのプレゼンや商談の場では、意識的に目を見開き、可能な限りまばたきをしないようにしましょう。これを常に心がけていれば、あなたの信用度アップに確実につながるはずです。

A 相手のウソはしぐさで見抜く

何気ないしぐさから、相手のウソを見抜けるので、ウソに気づいたら、いざという時の武器として取っておきましょう。

★ 頻繁に顔のパーツに触れるのはウソのサイン
まばたきからもわかりますが、相手が「ウソをついている」ことを、しぐさから見抜けることがあります。たとえば、鼻や唇、アゴや頬といった顔のパーツにしきりに触れるのは、「表情を隠したい」という心理の表れであることが多く、ウソをついている人によく見られるしぐさなのです。自分の表情から「ウソがバレるのでは・・・」という不安な気持ちになり、無意識に顔に触れてしまうのです。

また、会話している最中に相手が「腕を組む」しぐさが多い時にもウソを疑っていいでしょう。特に胸の高い位置で、自分の体を抱えるように腕を組んでいるとしたら、自己防衛本能が働いている証拠です。ウソがバレることで相手に攻撃されることをおそれている心理の表れと考えられます。自己防衛本能は、「相手との間にものをおいて遮る」という行為によって示されることもあります。

たとえば、喫茶店やカフェで向かい合って話している時、通常ならコーヒーカップやコップなどは、自分の少し脇に置いておくのが自然です。しかし、もし相手がそれらをテーブルの中央に置いていたとしたら、「追求されてウソがバレたくない」といった、相手から逃げたい心理の表れだといえるのです。

★ 不自然に貧乏ゆすりが多いのもウソの疑いが高い
まなた、足先にもウソのサインが顕著に示されることがあります。人の体は、脳から遠い部位ほどコントロールしにくいので、心の不安を上手に隠したつもりでも、足先にはポロリと出てしまうのです。

たとえば、「貧乏ゆすり」は、精神的に落ち着かない時に出てしまう無意識のしぐさなのですが、ウソをついている人が「リラックスしたい、ストレスから逃れたい」と感じた時に顕著に出やすいといわれます。普段からのクセで、いつも貧乏ゆすりをしている人もいますが、そうではなく、「いつになく貧乏ゆすりばかりしているな」と感じたなら、ウソを疑ってもいいかもしれません。

★ ウソに気づいてもその場はスルーし、叩きのめすタイミングを待つ
さて、相手が「ウソをついている」と確信できた場合、あなたは精神的に優位に立てる状況になったといえます。相手のウソを確信したのなら、その場で「それ、ウソだろう」と指摘してはいけません。その場は、気づかなかったフリをして聞き流すのです。

そして、相手を動揺させたい時や対決の時など、とにかく「相手寄り優位に立ちたい場面」までの秘密兵器として取っておき、いざという時に「この前お前が言ってた、あれはウソだよな・・・」と囁くのです。相手はそれまでウソがばれなかったことに安心し切っているので、突然武器を突きつけられて大きく動揺するはずです。この時点で、もう勝負ありです。あなたは完全に優位に立てることでしょう。


警戒心を解く心理テクニック


@ 「スキンシップ作戦」で警戒心を解く

さり気ないスキンシップで、関係を円滑にするには、長く強い握手によって、自分の存在をアピールすることです。

★ 女性に体を触れられると男性はつい好感を持ってしまう

適度なスキンシップは、対人関係を円滑にする上で有効です。「握手をする」「軽く肩を叩く」「そっと腕に触れる」といった、体に触る行為により、相手は安心感を得られるものです。
一説には、「体に触れられると、赤ちゃんの頃に母親に抱かれていた記憶が呼び起こされて安心を得る」ともいわれています。

飲み会の席などで、女性に腕や肩に触れられて思わずドギッとしたという男性も多いかもしれません。こんな時、男性はついその女性に好感を持ってしまうもの。ただ、スキンシップは親密度を深める意味では有効ですが、もともと反感を抱いている人に触られると、逆に嫌悪感を呼び起こします。特に女性は好感をもっていない男性に触れられることを極端に嫌うので、慎重を要します。

また、自然なスキンシップの手段としては「握手」も有効ですが、ポイントは「強さ」と「長さ」です。弱く短い時間の握手は、相手に「自信のなさ」「消極性」「関心の薄さ」を示します。そんな人に好感を持つことは難しいでしょう。

したがって、相手に自分の存在をアピールしたければ、強く、長い握手をするべきです。逆に、握手の長さと強さで自分に対する相手の関心を知ることもできます。特に女性が強くて長い握手をしてきた場合は、ほぼ確実に強い関心をもたれている証拠なので、覚えておきましょう。

A 相手に安心感を与えるには右側から近づくのが基本

相手の右側に位置すれば、安心感を与え、かつ優位に立て、荷物を持っている相手には荷物を持っていない側から近づくといいでしょう。

★ 人は心臓のある左側に立つ人を無意識に警戒する

人の心臓は体の左側にあり、人は誰でも自分の心臓を守ろうとする心理を潜在的にもっています。そのため、自分の左側に位置する人には無意識に警戒心を抱きます。親しい関係であれば気にならないのですが、特に初対面の人に左側に立たれると、それだけで圧迫感を持ってしまうのです。

そこで、初対面の人には「右側から近づく」ように意識すれば、安心感を与え、円滑な関係を築くことができます。さらに、人の右側に位置すると対人関係の「主導権を握る」ともいわれ、自分が優位に立てることになります。

ただし、常に右側がよいとはかぎりません。荷物を持って歩いている人に声を書ける場合は、荷物を持っていない側から近づくのが基本です。なぜなら、荷物を持って歩いている人は、荷物を無意識に守ろうとする心理が働くため、そちら側から近づく人を警戒するからです。つまり、右側にバッグなどを持っている人なら、左側から近づくほうがいいことになります。

また、相手が女性の場合はヘアスタイルにも注意。髪をはっきり分けている女性は、「分け目がある側に位置するほうが心を開かせる」という研究結果があります。
ただし、男性の場合はそれほど顕著ではないそうです。荷物を持っていない場合や髪の分け目が明確でないのであれば、原則どおりに右側から近づけば大丈夫でしょう。



ビジネスで効果を発揮する「ジェスチャー作戦」


ジェスチャーを交えて話すことは、相手をひきつけるだけでなく、ジェスチャーで自分自身の気持ちもほぐれ、声にも張りが出てきます。

★ ジェスチャーを交えると聴衆に頼もしい印象を与え


ビジネスにおいて、特にプレゼンなどの相手に熱意を伝えたい発表の場では、ジェスチャーを交えると効果的です。大きなジェスチャーには相手を引きつける効果があり、また「頼もしい」という印象を与えることもできます。ただし、日本人は身振り手振りを交えて話すことにあまり慣れていないので、ジェスチャーを交えることが意外に難しいと感じる人も多いはずです。

そこで、初めは話の内容に即したジェスチャーから試すのがいいでしょう。たとえば、「この点が一番重要なのです」と言う時には人差し指を立てて相手に示すとか、「この企画には、3つのポイントがあります」ならば、指を3本立てるなど、数字と連動した動きを取り入れるのは非常に自然な動きなので、相手に違和感を与えることもないでしょう。

あるいは、「このプロジェクトを何としても実現させたいのです!」などと、話の佳境で力を込める時に握りこぶしをする、といったポーズも有効です。

ジェスチャーには、話している自分自身を落ち着かせるという効果もあります。動きをつけることで気持ちがほぐれ、大きな声が出るようになります。声が小さいと相手に思いが届かないばかりか、自分の緊張もなかなかほぐれません。これでは悪循環です。ジェスチャーを交えると本当に声に張りが出てくるので、試してみてください。


「初頭効果」と「新近効果」を使い分ける


初対面では初頭効果と新近効果を意識し、好印象を与え、デートでは、秘策に別れ際に取っておいて新近効果をアップするといいでしょう。

★ 人は相手の第一印象が悪いと、それをなるべく変えない


対人関係では、第一印象がとても大切です。心理学には「初頭効果」という用語がありますが、これは人は自分が感じた第一印象を正しいものと思い込むという心理を指し、「一貫性の法則」にも通じます。

最初に受けた印象をなるべく変えたくないため、最初に悪い印象を受けた人に対しては、その後も相手の悪い面ばかりに目を向けるようになってしまうことがあるのです。そうなると、最初に悪い印象を与えてしまうと、いくら後で挽回しようとしても、いい面の情報は相手が無意識に排除しようとするので非常に厄介なのです。

対して、最後に受けた印象や情報が強く残ることを、心理学では「新近効果」と呼びます。新近効果が初頭効果を上回ることもあり、たとえば、映画のラストシーンは強烈に覚えていても、冒頭のシーンをまったく覚えていないことはよくあるでしょう。

面接などでも、別れ際の態度で好印象を与えると効果的なことも珍しくありません。逆にいえば、仮に第一印象がよくても、別れ際に悪いい心象を与えてしまうと台なしになることもあるということ。つまり、初対面の相手とは、初頭効果と同様に新近効果も非常に重要ということになります。

★ 名刺交換のマナーができていないと悪い印象を引きずる

ビジネスであれば、まず約束の時間に遅刻するのは最悪です。特に初対面で遅刻するようでは、初頭効果でいつまでも悪い印象をもたれてしまいます。また、名刺交換のマナーができていないと、それだけで第一印象がダウンしますので、基本手してもしっかりマスターしておきましょう。別れ際にも丁寧にお辞儀をして、自分のために時間を割いてもらったお礼を述べると、新近効果がアップします。間違っても先方に渡された資料などを忘れないように。

★ ビジネスでもプライベートでも重要な意味を占める新近効果

とにかく、初回に会う時の挨拶やお辞儀など、最初と最後の言動で洗練された印象を与えれば、相手に好印象を植えつけられるはずです。遅刻と同じぐらいひどいミスは、もらった名刺を置き忘れたり、その場に落としてなくしたりすること。相手にとってこれほど失礼なことはありません。これでは、ビジネスマン失格ですので、確実に名刺ケースにしまうように心がけましょう。

プライベートにおいても、初頭効果と新近効果を意識すべきです。原則として、関係が浅い相手であれば初頭効果が優位ですので、第一印象をより重視しましょう。恋人などの深い関係の場合は初頭効果も大切ながら、新近効果がより重要となります。

デートなどでは、別れ際の印象がきわめて意味を持つので、プレゼントを渡すタイミングは会ってすぐではもったいないといえます。甘い言葉をかけるのも、別れ際に取っておくほうが効果的でしょう。






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