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「視覚効果」で相手を操る心理法則・テクニック(3記事)





視線の合わせ方で心理や性格を読み取る


視線の合わせ方で、相手が自分をどう思っているかがわかるので、視線から相手の性格を読み取り、好意を持たせるように仕向けましょう。

★ 視線をそらすのは相手に関心があるから


相手の深層心理を知ることで、精神的に優位に立てる場合が多いことは確かです。表情だけでも、ある程度読み取ることは可能です。たとえば、複数の人で話している場合に、他人には視線を向けるのに、あなただけを見ない人がいたとしましょう。そんな人がいたら、「この人、私のことを嫌っているのかしら」と思うかもしれません。

しかし、実際は逆の場合も多いのです。日本人の場合、基本的に他人と視線を合わせることが苦手なので、相手をしっかり見ないのはそれほど不自然ではありません。ただ、本来であれば、適度に視線をそらしながらも、時々相手に視線を向けるのが自然です。

特定の人だけをまったく見ないのは、「その人に関心がある」からです。そんな本心を隠したいという心理が働くために、あえて視線をそらしてしまうのです。つまり、この場合では、相手はあなたに関心があるため、好意を抱かせることが容易ということになります。

★ 過剰に視線を合わせてくる人は、敵視している

逆に、真剣な表情で過剰に視線を合わせてくる人の場合は要注意です。視線をそらせずに真っ直ぐ見つめるのは、相手を敵視しているか、攻撃的な感情をもっている場合が多いからです。そんな相手に好意を抱かせるのは難しいので、心して対処する必要があります。

必要以上に視線を合わせる人は、相手を説得したいという強い気持ちの表れだとも考えられますが、他人を騙そうとする人も同様の傾向があります。本来、ウソをついている人は、ウソがバレないように視線をそらしがちなのですが、ウソをつくことに慣れている人や生来のウソつきのような人は、相手を射るような鋭い視線を真っ直ぐに向けてくるのです。そんなときは十分に警戒しましょう。

★ 積極的に視線を合わせるのは、誰かと仲良くなりたい人

周囲の人にまんべんなく適度に積極的に視線を向けるのは、基本的に外交的な性格の人だと考えられます。おそらく、表情も柔和なはず。このような人は、「誰かと仲良くなりたい」という気持ちが強く、寂しがり屋かもしれません。こちらから近づいていけば、好意を抱かせるのは容易といえます。

周囲の誰とも視線を合わさず、うつむき加減でいるような人は、極端に臆病な性格か、あるいはコミュニケーションが苦手なタイプでしょう。何らかのコンプレックスを抱えていることも考えられます。このタイプの人は、自分から他人に話しかけることに抵抗があるはずです。そんな人には、なるべくソフトな語り口で、優しく話しかけてあげるのがいいでしょう。

さらに、このタイプは自分に自信がないことが多いので、何かほめるポイントを見つけてあげると効果的です。服装や髪型でも、持ち物でも何でもいいので、「それ、ステキなバッグですね」などと声をかけると、一気に好意をもたれるはずです。


顔の動かし方で好感度をアップさせる


アゴの角度を20度に傾けると、快活な印象を与えられるので、全員を見渡すように顔を動かして、好感度をアップしましょう。

★ アゴの角度が20度だと快活なイメージに


見た目の印象で自分の好感度をアップさせるのは、ブラック心理術の初歩的なテクニックです。清潔感のある服装や髪型などは誰でも思いつきますが、たとえば、「顔の動き」などにも注意を払ってみましょう。

カナダの大学で行われた心理学の実験によると、アゴの傾きの角度が30度に上がると横柄な印象を与え、20度であれば、明るく快活なイメージを与えるという結果が出ました。10度の違いで印象はまったく逆になるので、普段からアゴを上げすぎないように注意すべきです。

また、欧米人などは、否定する場合に首を左右に振ることが多いのですが、日本人がこれをやると「非常に強く否定する」印象を与えるのでマイナスです。クビをわずかにかしげる程度の動きがいいでしょう。

ただし、「わかりました」と子では肯定しているのに、ついクビをかしげて返事をしてしまうと、「本当は納得していないのでは・・」などと不信感を与えてしまうので、注意しましょう。体の動きと言葉の意味が矛盾しているので、相手に視覚的な違和感を与えてしまいます。

また、複数の人と話す場合は、全員を見渡すようにゆっくりと顔を動かして全員に視線を向けるのがベストです。この動きにより、「周囲に目配りができて、客観的に物事を捉える人」という印象を与え、好感度がアップします。


服装が印象を左右する「ユニフォーム効果」


特定のイメージを相手に植え付けるなら、服装で印象を操作するのがよく、服装から受ける印象によって、相手の反応が変わるものです。

★ 服装の違いだけで人が受ける印象は大きく変わる


「ユニフォーム効果」とは、ある服装を見ると、着ている人の人格に結びつけて捉えてしまう心理のことです。白衣装なら「医療や科学に携わる頭のいい人」と感じ、警察官の制服を着ている人には「強そうで頼れる」などの印象を受けやすいのです。

アメリカの心理学者・ビックマンが行った実験では、服装の違いで人の反応がいかに変わるかが証明されました。電話ボックスに10セントコインをわざと置き、そこで電話をかけた人が出てきたら、「ここに10セントを置き忘れたんだけど、見ませんでしたか?」と声をかけたのです。スーツ姿で声をかけると、8割弱の人がコインを返してくれましたが、同じ人間が不潔な身なりで声をかけたところ、3割強しかコインを返してくれなかったのです。

また、ビックマンは別の実験でも、同じ人物が@スーツ姿のビジネスマン風、A白いエプロンを着けたミルクスタンド店員風、B警察官風のガードマンの制服という3種類の服装で歩行者に頼みごとをして、その反応を確かめました。頼みごとを引き受けてもらえたのは、Bが圧倒的だったそうです。

同じ人間なのに、服装によって人が受ける印象が大きく変わるのは確かです。これを逆手にとってたとえば、「インテリ」「ワイルド」「スポーツマン」など、自分が相手に与えたい印象に応じて、それらしく見える服装やメガネなどの小道具を身につけることで、イメージを簡単に操作できるというわけです。





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