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自分をできる人に見せる「パーナム効果」とは?




小学校や中学校で教わった先生のことを、いまでもなつかしく思う人は少なくないでしょう。とくにひいきにされた記憶がなくても、なぜか子どもの頃に教わった先生には親しみを感じる続けるものです。

それは、その先生の人柄や熱意のせいでもありますが、心理学でいう「パーナム効果」が働いているとも考えられます。

たとえば、「きみは親切だね」「あなたは、いつもお転婆だけど、奥ゆかしいところもあるわ」などと先生に褒めてもらうと、生徒はそのことをよく覚えているものです。すると、子ども心に「自分のことをよく知っていてくれている、いい先生」と思い込むものです。それが、長年にわたる好感情に繋がっていくのです。

たしかに先生は教育者だから、実際に子どもの性格や素質を見抜いていたのかもしれない。ですが、案外、当てずっぽう言っていないとも限らないでしょう。そんな当てずっぽうでも、子どもは「当たっている」と思ってしまうのです。

人は、自分について漠然としたことを言われたときほど、それを当たっていると思う傾向があります。そして、言い当てた人を、洞察力の優れた人と思ってしまうのです。

これが「パーナム効果」と呼ばれるものです。

このパーナム効果のミソは、漠然とした表現をするところにあります。

漠然とした表現だからこそ、そのカバーする範囲は広がります。そのなかで少しでもかすっている部分があると、人は言葉全体が当たっていると感じるのです。

たとえば「君は感性が優れている」といえば、相手は「うん、じつはそうなのだ」となります。「感性が優れている」といっても、具体的には何がどうなのかよく分かりません。

しかし、いわれた本人は勝手に解釈します。「自分のなかの詩心を見抜かれた」などと、思ってしまうわけです。そして「底まで見抜くとは、すごい人」となるのです。

逆に、具他的な言葉を使うと、ウソがすぐにバレてしまいます。音痴な人に、「きみには音楽的才能がある」といっても、的はずれなことをいういいかげんな人と思われるだけです。

このパーナム効果をたくみに利用して商売をしているのが、占い師たちなのです。占い師の言葉には、とにかく漠然としたものが多い。
「人に言えない悩みを抱えていますね」といわれると、たしかに悩みがあるなと思ってしまいます。そのペースにしだいに巻き込まれて、やがて、よく当たる占い師だと信じ込んでしまうのです。


もちろん、占い師だけでなく、ふつうの人でも、このパーナム効果を利用できますので、いろいろと試してみましょう。




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