|
■犬だって褒めれば嬉しいから尻尾を振ってくる
犬をしつけるには、上手にほめなければならないことは常識ですね。
教えたことがうまくできたときは、その場でほめてやる。
たとえば、「お手」が初めてできたら、「おぉ、ポチ、よしよし、おまえはえらいねぇ」と、ほめてやります。
すると、犬はその気になるものです。
いっぽう、人の手を噛んだり部屋でおシッコをしたときなど、よくないことをしたらその場で叱るのがコツです。
叱ったあとは抱きしめて愛情を与えます。
こうすると、飼い主に忠実で、よくしつけられたペットに育つものです。
「それは犬だからでしょう」と、軽視したりバカにしてはいけませんよ。
ほめられると、喜びを感じ、がんばるのは人間もまったく同じなのです。
いわば、動物の本能とでも言えましょうか。
そこに、たらしの基本があります。
よく子ども叱って育てようとする親御さんが増えていますが、子どもは叱られて伸びることはありません。
いじけるだけです。
子どもをほんとうに立派に育てようと思えば、子どもの優れたところを見つけ出し、そこを常にほめるようにするのです。
そうしますと、子どもさんの成績は見違えるほど伸びてきます。
子どもさんは、ほめられると、つい嬉しくなって、さらにほめられようと頑張る気持ちが湧いてくるのです。
|
[an error occurred while processing this directive]
|