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■初対面で相手の名前を呼べば、たちまち親近感が生まれる
何回も会っているのに、相手を名前で呼ぶことをしない人がいます。
プライドが高いのでしょう。
医者や大学教授などにときどき見られますね。
逆に、初対面でも、さりげなく、相手を名前で呼ぶ人がいます。
こういう人は好感をもたれるものです。
初対面で名刺を交換して着席したあと、相手の名刺をテーブルの上に置き、その名刺を見て顔を上げ、「東さんというと、西のほうのご出身ですか」なんて聞くと、相手も気を良くして、「そうです。九州の出身です。西ですけれど、ひがしです。」と、なごやかにおうじることになります。
「東さん」と、名前で呼ぶことで、初対面との距離を早く縮めることができるのです。
よばれたほうも、「自分の存在が認められた」という心理が働くので、相手は好意を持ち親近感が湧きます。
初対面のときだけでなく、つねに人を名前で呼ぶようにしますと、それだけで相手から好感を持たれるものです。
「きみ」などとよばれるより、名前で呼ばれたほうが、はるかに親近感が持てます。
最近は身内の者に対しても、「おたく」なんてよぶ人がいますが、最悪です。
もしあなたが、たとえば、会社で部下の人を「きみ」という代名詞でよんでいるとしたら、これからは名前で呼ぶようにしましょう。
そうするだけで、部下が以前よりも好意を持ってくれるようになるでしょう。
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