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他人と比較したような褒めかたは下の下


人をほめる場合、してはいけないことがあります。

そのひとつが、他人と比較してほめること。


たとえば、「Aくんはマジメだけれど、Bくん、きみも彼に劣らずマジメでいいよ」と上司にほめられたBくん。

彼は上司のほめ言葉を、どう思うでしょうか。

「冗談じゃないよ。Aくんはマジメだけが取り柄で、ほかにこれといった長所なんてない。そんなAくんと比較するなんて、ぼくは評価されていないのでは・・・」と、不安にさせるようでは、かえってアダになるだけです。

また、仕事の能力に関して、上司が不用意に、「Aくんより、きみのほうがはるかに仕事ができる。きみには期待しているよ」と、ほめたところ、いわれたBくんが、「あんな無能のAくんと比較して、馬鹿にしているのか、見る目ないなぁ」などと思われても、逆効果です。

なるほど、人に対する評価が比較の上に成り立つことは避けられません。

だから人は、他人と自分を比較して、自らを納得させる。
「うちもビンボーだけど、お隣よりましだわ」と。

ところが、人をほめるときは、他人と比較してはダメ。

比較にあげた他人を、ほめられた人がどう思っているか分からないからです。
もちろん、比較され、けなされたほうの耳に、それが入ってこないとも限りません。

こうなったら最後、人をたらす前に、自分の足元をすくわれてしまいます。






人は褒め言葉で好意を寄せる
人を褒めることで調略できる
実体のない褒め言葉でも実体以上の力を持つ
相手を褒めれば必ず好意を持たれる
犬だって褒めれば嬉しいから尻尾を振ってくる
「さすが」「すごい」の連発は、相手の虚栄心を満足させる
褒められ慣れている人は、けなして褒めよう
褒めるところがない人は内面を褒めて陥落させよう
相手の欠点を長所だと褒めれば心が奪える
満面の笑顔は人を取り込む最高の武器
会ったときより別れ際のあいさつのほうが強く印象に残る
他人から好意を持ってもらう基本は褒めることがすべて
「褒める」のも「叱る」のも心に響くタイミングが大切
褒め方の苦手な初級者は抽象的なことから褒めてみよう
相手の自尊心をくすぐるところをズバリ褒めてあげよう
褒められ慣れている人には激アツの褒め方をしよう
他人と比較したような褒めかたは下の下
相手の性格や人間性は褒めたときのリアクションで分かる
初対面で相手の名前を呼べば、たちまち親近感が生まれる
「でも」「しかし」を言いたくなったら「なるほど」と言おう
人の話を気分よく聞いてあげたら相手は勝手に感謝する
相手の欲するところを褒めれば、相手の心は落ちる
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