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■大物になりたいのなら堂々とハッタリをかませ!
上司やクライアントから難しそうな仕事を頼まれたとき、あなたはなにを考え、どう答えるでしょうか。
まず、未来のことなんて誰にもわかりません。1年後のことはもちろん、3ヵ月後、いや明日のことだって確約できることなどなにもありません。
「一寸先は闇」という言葉のとおり、どんなアクシデントがあるかわからず、極めて不確実なのが未来というものです。ましてや難しそうな仕事を頼まれたとなれば、それができるという保証など、どこにもないはずである。
そこで多くの人は、「なるべくできるように善処しますが、ちょっと難しいかもしれません・・・」といった感じで、あいまいな言葉で逃げを打とうとします。いかにも弱々しい、小物っぽい答えです。
大物は違います。
未来のことは誰にもわからないのだから、この段階で「できる」と言うのも「できない」と言うのも、厳密にはウソです。
だったら、いっそのことハッタリをかまして「できます!」と言い切るのです。
どっちにしてもウソをつくことになるのだから、わざわざ弱々しいウソなど選ばないことです。自分を強く見せるウソ、相手が気持ちよくなるウソを選ぶのです。それが大物の思考法なのです。
下手に好かれようとしたり、お互いが傷つかずにすむ妥協点を見出そうとすると、ウソが出なくなることがあります。ウソをつくときには、相手をやっつけるくらいの気持ちで臨むべきです。
クライアントとの商談でも、将来的な見通しなど不確実な部分については、堂々とウソをついていい。ハッタリをかましたっていい。
産地偽装のような明らかなウソはルール違反ですが、将来的な見通しであれば、とりあえず「できます!」「うちに任せてください!」とハッタリをかますくらいがちょうどいいのです。
キツそうな納期を提示されてもいいのです。
「やります!」と激よく言ってしまえばいい。
交渉の場面では、誠実さや従順さをアピールして交渉を有利に運んでいく、というテクニックもあります。しかし、それではいつまでも大物にはなれません。
この先ずっと小物と思われてもかまわないのであれば、極力ウソをつかず、ハッタリなど口にしないことです。そして、大物として扱われたいのであれば、ハッタリをかまして景気のいいウソをつきまくることです。
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