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大物を味方につけるには、何度も顔を出そう

大物に気に入られたければ、とにかく何度も顔を出すことです。

基本的に、大物は自分からコンタクトをとろうとしません。一度名刺交換をしたぐらいで「あの大物とコネができた」などと喜んでいても、ほぼ間違いなくそれっきりで終わってしまうし、忘れ去られてしまいます。

大切なのは、大物と知り合うことではなく、何度も会い続けることです。

用のないのに何度も顔を出していたら嫌われるのでしょうか。

こんなデータもあります。

カナダにあるマギル大学の心理学者、ジェラルド・ゴーンは、架空のアイスクリームのCMを子どもたちに見せる実験を行いました。



するとCMを1回見せたときよりも、3回見せたときのほうが商品への好感度は向上する、という結果が出ました。
心理学ではこれを「単純接触効果」といいます。

人と会う回数(接触する回数)が増えるほど、真理的な距離が縮まり、好意を持つようになるのです。


これは恋愛でもいえることで、何度か顔を合わせているうちにどんどん好きになっていくようなものです。こちらも単純接触効果によるものです。

同様に、大物に対しても、単純接触効果を使うのです。

営業先では担当者に会うだけでなく、必ず役員クラスの幹部にも挨拶するようにしておきます。下手に自分を売り込もうとせず、ただ「どうもお世話になっています」と挨拶するだけでいいのです。会話の内容よりも「顔を見せる」ということが大切なのです。

こういう話をすると、決まって「そうは言っても、何度も会いに行く時間もないし、それだけの用事もない」と反論してくる人がいます。

これでは絶対に大物とお近づきにはなれません。もし、本当に時間がないのなら、メールを送るだけでもいいのです。他の人が月に1回しか送らないところに、月に10回はメールすればいいのです。直接対面するより効果は薄いですが、それでも単純接触効果はあります。メールを受け取った相手は、多少なりとも相手の顔を思い浮かべ、相手のことを考えるからです。

また、用事などというものは「ある」ものではなく、自分で「つくる」ものです。

たとえば、「奥さまがお風邪をひかれたとのことでしたが、その後ご体調のほどはいかがでしょうか?」といったメールでもいいし、「先日のお店で新メニューを始めたそうです。またお時間のあるときにでもご一緒できればと思います」という連絡でもいいです。

おそらく、みなさんの会社でも、いわゆる「ほうれんそう」、報告・連絡・相談の重要性は語られていることでしょう。

上司に気に入られたいのなら、もうしつこいくらいに「ほうれんそう」すべきです。意味がいない報告でもいいのです。少しでも動きがあれば、その進捗状況を報告する。結局はそういう若手が、単純接触効果によって気に入られていくのです。

その意味でいうと、大物に気に入られるのは出不精ではダメです。

外に出るのが面倒くさい、会いに行くのが面倒くさい、手紙を書くのが面倒くさい、メールを出すのが面倒くさい。これでは単純接触効果など生まれるはずもなく、いつまでたっても相手との距離を縮められないでしょう。





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